変形性股関節症
- 歩行時・階段昇降時に痛みがある
- 股関節からお尻にかけて痛みがある
- 股関節の動きが悪い
- 歩き方がおかしいと言われる
変形性股関節症とは、骨盤と太ももの骨で形成されている股関節が正常とは違った形になることを言います!
人間の関節は通常、2つの骨で作られており、その骨と骨の間に関節軟骨という骨同士が直接ぶつからないようにしているクッション材の様なものがあります。
その関節軟骨の厚みが何らかの原因で薄くなっていくと、関節が変形してしまい骨同士が直接ぶつかってしまいます。
そうすると痛みや運動制限などの症状が起こってきます。
これが変形性股関節症の状態です!
変形性股関節症の原因
変形性股関節症には大きく分けて2種類あります。
1つ目は、一次性股関節症です。
一次性股関節症は、加齢に伴って起こりやすいと言われています。
年齢を重ねてくると、関節軟骨を構成している軟骨細胞の量や機能が低下してきます。
そうすると、関節軟骨の厚みが薄くなってきます。
股関節の関節軟骨は、歩くときにぶつかり合うので、長年使用していると関節軟骨がすり減っていきます。
軟骨細胞自体の退化や長年の外力の繰り返しによって、関節軟骨の厚みが薄くなり、股関節が変形してしまうのが一次性股関節症になります!
2つ目は、二次性股関節症です。
こちらは元々、股関節や身体に何らかの基礎的疾患があることによって続発してくるものを言います。
原因となる基礎的疾患の中では、
「先天性股関節脱臼」と「臼蓋形成不全」の2つが90%を占めると言われております。
上記2つの症状は、男性より女性に起こりやすいため、必然的に二次性股関節症は、女性の患者数が多いと言われています。
坂口鍼灸整骨院が行っている施術
当院では、変形性股関節症に対して主に2つの施術プランを行っています。
1つ目は、痛みを取ることに特化した
「ハイボルト療法」です!
ハイボルト療法とは、特殊な電気の機械を使った施術方法のことを言います。
ハイボルトは、「除痛効果」に優れた機械なので股関節周辺の痛みがある方には、股関節周りの筋肉に電気を流して、少しでも痛みの緩和をする様な施術をさせていただきます!
ですが、これは対処療法でしかなく、変形した関節を元に戻すような施術ではありません。
痛みを取れたとしても、変形しているままの状態では、症状が再発することが多いのも事実です。
2つ目は、患部に負担のかけない身体作りを目指す
「MPF療法+インナートレーニング」です!
MPF療法とは、姿勢や骨盤の歪みに関わってくる全身の筋肉を緩めていく手技になります。
姿勢や骨盤に歪みがあると股関節に負担がかかりやすくなります。
なので少しでも負担のかけない状態にするためMPF療法を行います!
インナートレーニングとは、姿勢や骨盤に関わってくる骨を支えている「インナーマッスル」という筋肉を鍛えるメニューです。
MPF療法で姿勢などを正常な位置に整えても、それを支えるインナーマッスルが弱いと歪みというのは再発してきます。
そうすると股関節に再度、負担がかかるので、それを補うためにインナートレーニングを行います!
こちらは電気の機械を直接インナーマッスルに流すので、患者様に実際に動いてトレーニングいただくこともないのでご安心ください。
こちらの施術プランも変形を治すことはできないものになっており、負担を少しでも和らげる施術プランとなっております。
変形してしまうと…
変形性股関節症になってしまうと、軽度なものは手術をしない保存療法を行うことが多いですが、軽度以外の場合で変形自体を治すのは手術適応になることが多いです。
当院の施術では、保存療法を行っており、変形を遅らせることや痛みをコントロールすることは可能なので、少しでも症状を緩和したいという方は当院にご相談ください!
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