オスグッド・シュラッター病
- 膝前面に痛みがある
- 運動中に膝に痛みがある(走る・跳ぶ)
- 膝前面に骨の隆起を触れる
- 隆起に熱感や圧痛などの炎症反応がある
- 太もも前面の筋肉が硬くなっている
オスグッド・シュラッター病(以下オスグッド病)は、10歳代前半のスポーツをしている学生に好発すると言われており、特に男児に多い症状と言われています。
オスグッド病は、脛骨粗面と呼ばれる膝のお皿の下で触れる骨の隆起に痛みが出ている症状のことを言います。
成長期の骨に炎症反応が起こる症状を「骨端症」と総称して呼ばますが、オスグッド病もその1つと言われています。
オスグッド病の原因
オスグッド病には、「大腿四頭筋」と呼ばれる太もも前面から膝前面(脛骨粗面部)にかけて付いている筋肉が発生原因として考えられています。
大腿四頭筋は脛骨粗面に停止している筋肉で、大腿四頭筋が収縮をする際に脛骨粗面には「牽引力」が加わると言われています。
スポーツ活動による「over use」などで大腿四頭筋が、常に収縮と弛緩を繰り返していると脛骨粗面への牽引力も強くなります。
この牽引力が強くなりすぎると、常に脛骨粗面が引っ張られている状態になるので、脛骨粗面部に負担がかかり骨の炎症が起こってきます。
この脛骨粗面の炎症こそがオスグッド病の症状になります。
成人では、脛骨粗面の骨化(丈夫な骨になること)が完了しているので、ある程度の牽引力が加わっても炎症反応は起こらないのですが、
10歳代前半の子供は、脛骨粗面の骨化が完了しておらず、骨自体が成人と比べて弱い状態なので、炎症反応が起こりやすいと言われています。
坂口鍼灸整骨院が行っている施術
当院では、オスグッド病の患者様に対して2段階に分けて施術を行っていきます!
まず1段階目は、「痛みを取り除く」ことに重点を置いて施術していきます。
その際に「ハイボルト療法」という施術方法を用いて行っていきます!
ハイボルトとは電気の機械のことで、
・除痛効果
・炎症抑制
などの効果に優れている機械になります。
オスグッド病では、脛骨粗面部の炎症が主症状としてあるので、まず第一にその炎症や痛みを抑えることを最優先に施術を行っていきます。
次に2段階目は、「全身の筋肉を調整」することに重点を置いて施術していきます!
オスグッド病は、上記の通り大腿四頭筋などの下肢の筋肉が発症の原因に考えられていますので、手技で下肢の筋肉の硬さを取り除いていきます。
それと同時に、筋肉が硬くなる原因として考えられる「姿勢や骨盤の歪み」を整えていきます!
その為に「MPF療法」と呼ばれる首から足にかけて全身の筋肉を調整していく手技を行っていきます!
オスグッド病は骨端症なので、骨が成長に伴って骨化するまでは症状が残り続けますが、痛みが出ている状態でスポーツや日常生活を過ごしていると膝以外の場所にも症状が出てきます。
ですので、当院では「痛みをコントロール」しながら患部に負担のかけない身体作りを目標に施術を行っていきます!
オスグッド病でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください!
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