2020年11月25日
皆さん、こんにちは!小松島坂口鍼灸退院です!!
気温がすっかり低下し、冬らしい気候になってきたこの時期、皆様いかがお過ごしでしょうか?
この季節になると、朝寝床から身体を起こすときや、洗濯物をする、料理を作る、足元の荷物を屈んで持ち上げる、など、日常生活の中でのちょっとした動きでぎっくり腰を患い、動けなくなってしまうという方が増えてきています。
本日はその、ふとしたことで唐突に襲い掛かる、このぎっくり腰についてご紹介させていただきたいと思います!
まずぎっくり腰とは、急性腰痛症と呼ばれる立派な病気の1つです。これは一般的に、日常生活の中での腰への負担の積み重ねが原因で起こる、筋肉や筋肉を包んでいる膜の損傷であることが多いです。ぎっくり腰と聞くと、腰の骨に異常が起こって発生すると考える人もいらっしゃいますが、ほとんどの方はまず筋肉が傷ついておこるものなのです。
なぜちょっとしたきっかけでこのような状態になってしまうかというと、その大半は普段の姿勢や骨盤の歪みが原因であると言われております。普段の日常生活の中で、自分の姿勢や骨盤が歪んでいる状態というものは、自分ではなかなか気づくのが難しいものです。そして、気が付かないまま悪い姿勢のまま過ごしていると、通常であれば睡眠や運動などで回復されるはずの日頃の疲労が回復が追いつかずに蓄積していき、ある日、疲労が身体のキャパシティーを越えてしまうために痛みなどの症状が出てきてしまうのです。普段の生活で、座りっぱなし、立ちっぱなし、腰をよく使うなどの仕事をされる方は、それが毎日のことで「疲れている」という意識がとくにないと言われる方も多く、そういった方は疲れを自覚できないまま生活し、ある日ふとした拍子に突然ぎっくり腰を経験して、驚かれることも少なくないのです。また、このような状況は、若い人やスポーツ選手の方にも起こることがあり、激しいスポーツの中で腰を痛め、発症することがあります。更に今の季節ですと、冷たい外気に体温が奪われないよう、身体が体表付近の筋肉や血管を無意識に収縮させてしまうため、筋肉内から老廃物が排出されにくくなり、余計に筋肉が硬くなりやすいのです。
また、ぎっくり腰は安静にしていれば徐々に痛みが収まっていきますが、適切な治療を施さないと慢性腰痛という疾患に繋がり、常に腰の痛みに悩まされることにもなりかねません。
当院では、こうした急なぎっくり腰の治療も行っております。
まず、腰の痛みが激しくてあまり刺激を与えられない方に対しては、ハイボルトという特殊な電気を用いた治療を行い、患部の炎症を抑え、炎症部分の回復力を高めます。
その後、患者様の状態に応じてMPFという特殊な手技を行い、全身の表層の筋肉を緩めて血流を促進させた後、身体の奥深くにあるインナーマッスル・・・人間の姿勢や骨盤を支える筋肉の硬さを取り、姿勢や骨盤の歪みを整えて痛みが出ない正常な体にします。また、インナーマッスル自体が弱くなっていて姿勢を支え切れないという方に対しては、特殊な電気を用いてインナーマッスルのみを鍛えていくこともできます。
もし、ぎっくり腰になってしまったという方、今後の身体の予防をしていきたい方がいらっしゃいましたら、是非とも小松島坂口鍼灸整骨院へお越しください。