腱板損傷
- 肩外転時に痛みがある
- 肩関節の動作制限がある
- 夜間痛があり眠れない
- 患部に圧痛がある
- 圧痛部に陥凹が触れる
腱板とは、肩関節の安定に関わっている
「棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋」の4つの筋肉のことを言います!
上記4つの筋肉に炎症や断裂などを伴ったものを総称して「腱板損傷」と言います。
4つの筋肉の中でも、棘上筋を損傷することが多く、これは解剖学的に棘上筋は負荷やストレスを他の筋肉よりも受けやすいからと言われています。
腱板損傷の原因
腱板損傷は、
・1回の外力で発生するもの
・繰り返しの外力で発生するもの
・加齢などによる腱の変性で発生するもの
などが発生原因として考えられます。
1回の外力で発生するものは、肩部への直接的な外力(打撲)などで発生することがあり、外力の強さによっては「腱板断裂」に至るものもあります。
繰り返しの外力で発生するものは、発生原因の中でも1番多い原因になります。
スポーツでの投球動作等の繰り返しや仕事での使い過ぎによって、腱板部にストレスが繰り返し加わることによって損傷を起こすことが多いと言われています。
加齢に伴った損傷では、腱板は年齢を重ねるごとに細く弱く「変性」していきます。
変性してしまった腱板は、若い頃と比べて少しの外力でも損傷を起こしやすくなっています。
電車の吊り革を持っていて、電車が急停車した際に損傷を起こしたという事例も多く、比較的弱い外力で損傷するのが特徴的です。
坂口鍼灸整骨院で行っている施術
当院では、腱板損傷の患者様に対しての治療も行っています!
痛みが強い方には、
「ハイボルト療法」「鍼灸療法」のどちらかを行っていきます!
ハイボルト療法は、特殊な電気の機械を使った治療で、除痛効果に優れた治療方法になります!
腱板に対して直接電気を流したり、腱板損傷に伴って首や背中などの筋肉に負担がかかっている可能性もあるので、首や背中周りにも電気を流していきます!
鍼灸療法は、基本的にはハイボルト療法と同じ考え方で、痛みの原因になっている筋肉や神経に対してアプローチをしていく治療になります!
両方とも、痛みを取り除くことに特化した治療方法になりますが、痛みを取り除いても再発することがあります。
再発を繰り返したり、痛みがそれほど強くない場合には、
「MPF療法」という手技で全身の筋肉を緩めていきます!
腱板はもちろん、姿勢や骨盤の歪みに関わっている筋肉を調整していき、常に腱板にストレスがかからないような姿勢作りを行っていき、再発をしない身体作りを目指していきます!
店舗一覧
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