阿南市の坂口鍼灸整骨院

鵞足炎とは、脛骨にある

「鵞足(がそく)」と言われる膝の内側にあたる部分に炎症反応が起きている状態を言います。

鵞足とは、

「縫工筋」「半腱様筋」「薄筋」という3つの筋肉が付着する部分のことを言います。

付着部分が鵞鳥(がちょう)の足に似ているということから鵞足と呼ばれています。

鵞足炎の原因として１番多いのは、

「筋肉の柔軟性の低下」です！

鵞足を構成する３つの筋肉が本来持っている柔軟性を無くしてしまい、筋肉が硬く緊張することが原因として考えられます。

筋肉が硬くなると、その筋肉が付着している骨に通常より負担がかかるようになり、骨に炎症反応が起こってきます。

それが鵞足部で起こることを鵞足炎と呼んでいます。

では何故、筋肉が硬くなるかと言うと、

「過度な運動による疲労の蓄積」

「ストレッチなどの準備運動不足」

「運動後のクールダウンが行えていない」

などの原因が考えられます。

鵞足に付着する３つの筋肉は膝関節付近に位置しているため

歩く・走るなどの足を使う動作時に重要な働きを担っています！

なので運動前後のストレッチや運動後のアイシングなどのクールダウンを適切に行えていないと鵞足に炎症が起きてしまいます。

当院では、鵞足炎の患者様に対して

「MPF療法」と「インナートレーニング」の2つの施術を行っていきます！

MPF療法とは、硬くなった全身の筋肉を緩めていき、全身の血流を良くして、筋肉によって悪い位置に引っ張られてしまった姿勢や骨盤の歪みを整えていく施術になります！

鵞足炎は、筋肉の使い過ぎなどで筋肉が硬くなって炎症を起こしている状態ですが、筋肉が硬くなる大元の原因として、「姿勢や骨盤の歪み」があります。

姿勢などに歪みがあると正常な身体よりも筋肉に負担がかかりやすく、同じ運動を同じ時間行ったとしても歪みがある人の方が身体への負担が大きくなります。

鵞足炎も運動に伴って起こりやすい症状なので、歪みを整えることが筋肉への負担も減らすことに繋がるのでMPF療法をさせていただきます！

インナートレーニングとは、人間の身体の深い部分にある「インナーマッスル」という筋肉を鍛えるメニューになります！

では何故、鵞足炎の方がインナーマッスルを鍛える必要があるかというと、

インナーマッスルは姿勢と骨盤を支えている筋肉だからです！

インナーマッスルが弱いままだと、仮にMPF療法で姿勢や骨盤の歪みを整えたとしても、それを支える筋肉がないため歪みは再発してきます。

なので、MPF療法と並行してインナーマッスルを鍛えることが鵞足炎の患者様には最適なプランとなります！