徳島県で交通事故による急な症状にお悩みの方【阿南市にある阿南坂口鍼灸整骨院】
2018年03月23日
こんにちは。
阿南坂口鍼灸整骨院の村井です。
最近は雨が続き、肌寒い日が続きますね～。
急な気温の変化で体を冷やさないように気を付けましょう。
さっそくですが今回も交通事故についてお話します。
当院ではありがたいことに交通事故に遭った方たちから治療を受けたいと多くの方に来院していただいています。
このような天気ですと特に多いのですが、
事故に遭われたいろんな患者様を見ていて、やはり皆さん、訴えられることに共通点があります。
「今まで肩こりなんてなかったのに、肩こりを感じるようになった」
「以前よりも疲れやすくなった」
「最近、頭痛が出るようになった」
「雨の日に身体が重たいなど、天気で体調が変わるようになった」
「少しの運転でも腰や首がつらい」
などなど。。。
事故前と事故後で体調の変化や疲れの感じ方が変わるという方が非常に多いのですが
一体どういうことでしょう？
事故に遭った方たちの身体はどのような状態になっているかお話していきましょう。
まず交通事故の衝撃で身体の組織が傷んだり
グッと力が入り、身体は緊張状態になります。
そして多くの方は傷めた際に自律神経が乱れてしまいます。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類あり
１．日中など活発に活動する時や、興奮状態に働くのが交感神経。
２．食事や睡眠などリラックス時に働くのが副交感神経。
ちなみに事故後は緊張状態が続く交感神経優位な方が良く見られます。
交感神経優位な状態が長くと力が入った状態がその後も続き、うまくリラックスできない状態になってしまいます。
そうなってしまうと常に身体が緊張状態→力が入ってしまっているので
・疲れやすい
・凝りやすい
・痛みがでやすい
・眠りが浅くなる
などといった症状が出ます。
また、自律神経が乱れ、うまく調節できなくなると
天気や気圧の変化に身体がついていかず、
雨の日・気圧が下がった日に不調が現れることもしばしばあります。
もちろん全員ではありません。中には天気で体調が左右されない方もいらっしゃいます。
ですが、このように交通事故の後には筋肉の痛みだけでなく様々な症状が出てくることがあります。
これらは通称「不定愁訴」と呼ばれ、医師によっては自律神経失調症と診断されます。
「不定愁訴」とは、上記のような自覚症状はあっても原因となっている疾患を特定することが出来ない状態を言い、
レントゲンなどの検査では異常が見つからない、処置が難しいなど客観的な所見に乏しいものです。
なのでシップや電気治療というかたちで終わることが多いのです。
しかし、接骨院・整骨院では「不定愁訴」は交通事故のむち打ちなどと関係があると考えています。
頚というのは上半分が神経の中枢である脳につながっているため傷めてしまうと様々な弊害が起こります。
直接首と関係が無さそうに思う症状でも、むち打ちなどの交通事故の影響から発症している可能性がありますので
些細な症状でもしっかりとご自身の症状を治療家に伝えることが大切です。
そしてこれらの症状は適切な治療を行うことで回復に向かっていきます。
当院に通院されている患者様も事故当初と比べて回復に向かっております。
しかし、無理はなさらないように。基本は安静だということを覚えておいてください。
まずはお近くの交通事故治療を専門的に行っている治療院にご相談ください。
●北島坂口鍼灸整骨院・整体院
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＊本記事は厚生労働省認可の国家資格：柔道整復師坂口充男が監修しています
