痛みの奇襲「ギックリ腰」について
2020年05月19日
皆さん、こんにちは!小松島坂口鍼灸整骨院の須原です。
本日は、痛みの奇襲「ギックリ腰」について、ご紹介していきます。
皆さん、重い物を持とうとしたり、朝目覚めて起き上がろうとしたときなどに、
「ビキッ」とした痛みが腰に走った経験はございますか?
この痛みこそ、ギックリ腰なのです。
ギックリ腰というのは、簡単に言うと、「腰がつっている」ような状態です。
腰の筋肉が硬くなり緊張してくると、その筋肉の中を走っている神経が圧迫されてしまいます。
すると、その神経が脳に痛みの情報を伝えることにより、痛みを感じるという仕組みになっています。
ギックリ腰になられる多くの方は、元々、普段の姿勢や骨盤に歪みがある方が多いです。
その歪みがあることによって、筋肉が縮んだり・伸びたりします。
そうすると、そこで筋肉に硬さが出てしまい、神経を常に圧迫している状態になります。圧迫されている状態で、いきなり体を動かしたりすると、急激な痛みに襲われます。
それがギックリ腰になる原因です。
当院では、ギックリ腰に対して、「ハイボルト」といわれる特殊な電気の機械を使って施術を行っています。
この治療を1回受けるだけで、最低でも、半分の痛みを取ることができます。患者様によっては、1回受けただけで、全ての痛みを取れる方もいらっしゃいます。
ハイボルトには、大きく分けて2つの役割があります。
1つ目は、「除痛効果」です。
ハイボルトは、低周波などの機械に比べて、より強い電気を流して施術を行うものなので、痛みの原因に電気を流すと、すぐに痛みを取ることができます。
ギックリ腰の患者様は、姿勢や骨盤に歪みがある方が多いと先程もご紹介させていただいたので、
ハイボルトで最初に当てる筋肉は、腸腰筋といわれる、姿勢や骨盤を支えている筋肉から電気を流していきます。
それで痛みが取れれば、やはり、姿勢や骨盤が原因でギックリ腰が起こっているということになります。
腸腰筋に当てた後に、患部の周辺から患部に向かって当てていき、痛みを取り除いていきます。
2つ目の役割は、「検査」です。
ハイボルトは除痛効果があるので、例えば、Aという筋肉に電気を流します。
そこで、痛みが取れればAが原因だとわかります。
今度は、A筋に電気を流しても痛みが取れなかったとします、
次に、B筋に電気を流します。そこで痛みが取れたとします。
そうすると、B筋が原因だとわかりますので、こういった検査機器としてもハイボルトは使用できます。
この2つの役割を使って、
「痛みを取りながら痛みの原因の場所を探していく」
ということが可能になります。
本日は、ギックリ腰についてご紹介していきました。
ギックリ腰の痛みでお悩みの方は、当院のスタッフが責任を持って施術させていただきますので、お気軽に当院にご相談ください。