難しい言葉。。。変形性関節症とは?
2020年05月22日
皆さん、こんにちは!
小松島坂口鍼灸整骨院の須原です。
本日は、変形性関節症(OA)について、ご紹介していきます。
変形性関節症とは、言葉の通り、正常な関節が変形してしまうことです。
この変形性関節症は、関節ならどの部位でも起こります。
股関節・膝関節・肩関節・膝関節・顎関節など、様々な関節で起こってきます。
特に多いのが、「変形性膝関節症」といって、
膝に症状が出ることが多いです。
変形性関節症は、関節の中で、骨と骨との衝突を防いでいる
「関節軟骨」
というものが、加齢により脆く変性したり、軟骨同士の衝突が繰り返されることにより、軟骨が磨り減ってしまい、正常な関節の状態を保てなくなった状態です。
変形性膝関節症は、50歳代に好発し、
男女比は1:3で、女性の方が多いです。
肥満気味な方の発症率は高く、
その理由としては、膝関節は、体重を支えるために非常に大切な関節です。
肥満気味の方は、膝への負担が非常に多く、それにより、関節軟骨が摩擦などで磨り減ってしまうため発症率は高くなります。
変形性膝関節症になった方は、
膝が内側に曲がり、「内反変形」している人が85%以上であり、
逆に、「外反変形」している人は15%にも満たないので、非常に珍しいです。
内反変形が強い方は、立ってるときや歩いているときに、膝の内側に痛みを訴えることが多いです。
初発症状では、「動作開始時の痛み」が多くみられます。
これは、歩き始めたときは痛みが強いのですが、慣れてくると、痛みがマシに感じるという錯覚からくるものです。
痛みがマシになったからといって、放置しておくと、変形が酷くなったり、場合によっては歩けなくなったりします。
なので、少しでも違和感を感じましたら、当院にお気軽にご相談下さい。
症状が進行すると、動作中の痛みを訴えることが多くなってきます。
代表的な症状に、階段の昇降、特に降りるときの痛みを強く訴える方が多いです。
寒い日や天気の悪い日に、症状が悪化することもあります。
当院では、鍼灸・ハイボルトで、変形性関節症に施術を行なっております。
ですが、これはあくまで痛みを弱めたりなど、痛みをコントロールするだけの施術になります。
変形が進んでいる方などは、手術を選択される方が多いのも事実です。
自分が変形性関節症かわからない・手術が怖い・痛みを少しでも弱めたい、という方は是非一度、当院にご相談下さい。
本日は、変形性関節症についてご紹介してきました。
上記の症状に覚えのある方などは、当院にお気軽にご相談下さい。