「かかと」の痛みが出ている少年・少女へ!
2020年06月17日
皆さん、こんにちは!
小松島坂口鍼灸整骨院の須原です。
本日は、スポーツをしている少年・少女に発生しやすい「踵(かかと)」の痛みについてご紹介していきます。
踵の痛みを訴えることが多いのは、サッカーをしている男の子に多いといわれています。
この時に、注意していただきたいのが、 「セーバー病」という症状があるということです。
セーバー病は、 「骨端症」という総称名があり、その中の特に踵の痛みを訴えている症状をセーバー病といいます。
骨端症には、代表的なものに、 「オスグッド・シュラッター病」といわれる、膝の痛みを訴える症状もあります。
セーバー病などの骨端症は、使い過ぎによって起こってくるものです。
セーバー病では、踵の骨にアキレス腱が付いているため、そのアキレス腱が繰り返し収縮を起こすことによって、踵の骨の端が炎症を起こして痛みが出るものになります。
踵の痛みがセーバー病かどうかは、レントゲンを撮らないことには確定できないものになりますので、少しでも気になる方は、一度、整形外科を受診することをオススメします。
セーバー病ではなく、単純な踵付近の筋肉や靭帯からくるの痛みですと、当院で行っている「ハイボルト療法」でしっかり痛みを取ることが出来ます。
セーバー病の場合も、ハイボルト療法で痛みを取ることはできますが、痛みが再発することが多いため、根本的な解決にはなりません。
セーバー病は、成長に伴って、踵の骨がしっかり出来てくると、痛みが出なくなりますので、お子様がセーバー病と診断された保護者の方もご安心していただければと思います。
本日は、踵の痛みについてご紹介してきました。
最近は、コロナウイルスの流行も少し落ち着いてきて、学校や部活動も始まって、久しぶりに体を動かすことが多くなり、疲労が溜まりやすい状況になっていますので、 少しでも違和感などを覚えた場合には、当院にお気軽にご相談ください!